2015年5月12日火曜日

地殻情報:大涌谷、最大6センチ隆起

大涌谷、最大6センチ隆起=「だいち2号」で観測―箱根山の地震、また増加
時事通信 5月8日(金)18時18分配信
国土地理院は8日、神奈川県・箱根山の大涌谷で、直径約200メートルの範囲が最大約6センチ隆起したと発表した。宇宙航空研究開発機構の衛星「だいち2号」のレーダー観測データを解析した。
隆起が起きたのは4月18日から5月7日の間で、地下の浅い所が膨張したと推定されるという。
だいち2号は御嶽山が昨年9月に噴火した後、火口列近くが最大約10センチ隆起したことを観測している。昨年5月に打ち上げられただいち2号は1号より観測性能が向上し、局所的な地殻変動も捉えられるようになった。
気象庁によると、今回判明した隆起は傾斜計で観測した山体の膨張傾向と合致している。
8日の火山性地震は午後8時までに63回と、7日の12回から再び増加した。
現地調査では、大涌谷の温泉供給施設から蒸気が引き続き勢いよく噴出しているのが確認された。
同庁は6日に発表した火口周辺警報(噴火警戒レベル2)を維持。
大涌谷周辺で小規模噴火の恐れがあるため、監視カメラの設置を準備しており、噴火を捉える空振計の増設も検討している。 

Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150508-00000118-jij-soci



2014年05月16日07:29
相模湾で発生した地震と関東大震災
発生時刻:2014年5月15日 18時48分頃
震源地 :相模湾
最大震度:震度2
位置  :緯度 北緯 35.1度
経度  :東経 139.4度
震源  :マグニチュード M4.2
深さ  :約130km
満月となった昨晩、あまり目立つほど大きな震度の地震ではありませんでしたが、M4.2の中規模地震が太平洋の「相模湾」を震源地として発生しました。最大震度は「2」でありますが、これがまた5日に発生した伊豆大島近海の地震と同じように、この時は最大震度5弱が観測されたのは東京の「千代田区」でしたが、今回の相模湾の地震もまた東京の「千代田区」だけが他の地域よりも大きく揺れる地震となりました。
発生時刻 :2014年5月5日 5時18分頃
震源地  :伊豆大島近海
最大震度 :震度5弱
位置 緯度:北緯 35.0度
経度   :東経 139.4度
震源   :マグニチュード M6.2
深さ   :約160km
それもそのはずで、昨晩に発生した相模湾の地震は、5日に発生した伊豆大島近海の地震と緯度経度がほとんど同じ場所であり、東経は139.4度と一緒で北緯だけが0.1度だけずれているだけです。震源の深さも両方とも100km以上と似ており、なぜ今回は「相模湾」で前回は「伊豆大島近海」と表記されたのか不明ですが、いずれにしてもこれらは通常の地震よりはかなり深いエリアでの地震であって、相模湾や伊豆大島近海の海底の奥深く、プレートよりも下の火山帯で何か異変が起こり始めているのかもしれません。
※関東大震災の震源地(北緯35.1度、東経139.5度)
ちなみに、この付近の地震は日本人にとっては嫌なエリアであり、なぜなら1923年に発生した「関東大震災」は、神奈川県相模湾北西沖の「北緯35.1度、東経139.5度」を震源地としているからです。
● 関東大震災の震源地
北緯35.1度
東経139.5度
● 昨晩(5/15)の震源地
位置 緯度 北緯 35.1度
経度 東経 139.4度
緯度1度あたり111km、経度1度あたり91kmの距離の違いとなるようなので、北緯は一緒で経度が0.1度の違いしかないことから、昨晩の相模湾の地震は関東大震災の震源地から10Km未満の範囲だったということになります。とはいえ「関東大震災」は、震源の深さが15kmほどであったようなので、昨晩の地震や5日の伊豆大島の地震とは震源地の位置(深さ)は異なっており、根本的には別の地震であると思いますが、ただ深さ「100km-150km」あたりは火山前線の深さであり、5月に入ってから「富士火山帯」のエリア内である相模湾や伊豆大島周辺でのマグマ活動が活発しているのは間違いないと思います。

天下泰平
http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51889128.html






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